第9章 さとにゃんとさとしくんと、さとしくん
いやにゃぁーーっ!!
さとにゃんまだ死にたくにゃぃにょらッ!!
だーりんとイチャイチャしたり
かずくんとベタベタ絡んだり
まーくんとわきゃわきゃ遊んだり
しょーくんのスネを齧ったりしたかったのにゃぁッ!!
「さとにゃんお家に帰りたいよぉお///」
「かぁさん泣いてるぞ!どど、どうしよう?!」
「落ち付いてアナタ!こう言う時は、ハグするのよ、ハグっ!」
「よ、よしっ!…はぐっ」(←さとにゃんの腕に噛みついた)
「ふわぁあ〜〜ん!痛いよぅ!!///」
「噛んでどうするッ!!」
バシッ
「Σあうちっ!!」(←かぁちゃんに頭をドヤされた)
「もう良いわ!アナタは引っ込んでて!!…はい、よしよし」
おとうさんを睨みながら、おかあさんがさとにゃんを抱っこして、イコイコしてくれた
「…くすん…おかぁにゃん…さとにゃん、しんじゃったにょら?」
さとにゃんは、おかぁさんのお膝に抱っこしてもらって、イコイコしてもらいながら、訊いた
「そんなことないわよ!
ごめんね、さとにゃんちゃん…元はと言えば、おばさん達が悪いのよ」
「くすん…にゃんでにゃ?」
さとにゃんがおかぁさんにそう訊くと
おとぉさんが、さとにゃんをお膝に抱っこしたおかぁさんの隣に座って言った
「…智があんなことをしてるのは、私たちが余計なことを言ったからなんだよ」