第8章 しょーくんの願い事
嫁?
さとにゃんが、しょーくんの??
「ねぇ、しょーくん。さとにゃん、赤ちゃん産めるにゃ?」
「Σぶふぉあっ!!!////」
飲みかけのお茶を飲もうとして、派手に噴き出すしょーくん
「…何、爆弾発言してるんですか、さとし」
「にゃって…ねぇしょーくん、出来るのにゃ?」
「げほげほげほッ!!!////」(←答えられる状態じゃ無い)
「出来ませんよ(苦笑)」(←代わりに答えるかずくん)
「じゃあ、さとにゃんがしょーくんの嫁になったら、ずぅ〜っと赤ちゃんがお家に来ないのにゃね?」
「そりゃ、まぁ…」
「じゃあ、さとにゃん、しょーくんの嫁になってあげる!!」
「Σんよめぇーーーッ!!!////」
さとにゃんを膝に抱えて座ったまま、かの有名な昭和のまむがに出て来るようなポーズで驚くしょーくん
「Σま、マジっすかっ?!」
かずくんも負けず劣らず驚いて、ソファーから立ちあがった
「マジ!!」
「さささ…さとしくんっ!ななな、なんつぅコトをッ!!!////」
「良いじゃん!どうせ、ずっと一緒なんだもん!同じだよ!!」
「///同じじゃないでしょ……って、アレ?」
しょーくんがお口を台拭きで拭いながら、ぼくの顔を覗き込んだ
「さとしくん…言葉が…」
「え?言葉?ぼく、なんか間違ったコト言った?」
「Σあ゙あ゙ーーーッ!!」
かずくんが、しょーくんみたいな大声を上げて、ぼくを指差した
「にゃんこ語じゃなくなってるッ!!!///」
「…え?」