第8章 しょーくんの願い事
しょーくんがかずくんに、一日中しつこくおみあいのお話しを訊かれた次の日
しょーくんとかずくんは、何時も通りお仕事に行ったにゃ
しょんで
今日は月曜日だったから、まーくんのお仕事はお安みにゃったんだけど
まーくんは最近
「お店の改装工事」
を、おやっさんさんと打ち合わせをするのが忙しくて
お休みの日も、おやっさんさんの所に行くことが多かったのにゃ
今日もお昼過ぎに
「夕飯までには帰るから」
って言って
おやっさんさんのコトろに行っちゃったにょら
でもぉ、さとにゃん
今日はぜぇ〜〜〜んぜん、寂しくないのにゃぁ〜ん♪
にゃってぇ〜…
「…翔兄の見合い?」
「うん、だーりんはどう思うにゃ?」
さとにゃんは、だーりんのおひざの上に寝っ転がって、だーりんの凛々しいお顔を見上げた
そう…
今日は、だーりん、ひさしぷりんの、おふちゃんにゃ♪♪(←久しぶりのOFFって言いたい)
んでね
さとにゃんだーりんにも訊いてみたのにゃ
…しょーくんの、おみあいのお話し、どう思う?って
「…別に、翔兄の好きにしたら良いと思うけど」
「どういうコトにゃ?」
「…どうって…するもしないも、翔兄の勝手だろ?」
「んにゃ?」
しょーくんの、かって?
しょーくんを、かって??
……
「Σんにゃっ!!しょーくん売られちゃうのにゃっ?!」
ひゃくグラム、ひゃく円くらいでッ!!!(←安くね?)
「…なんでそんな話しになるんだ?」
だーりんがさとにゃんの頭をナデナデしながら、首を傾げた