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癒し猫さとにゃん♪

第1章 ぼく、さとにゃん♪


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「…どうすんだよ、マジ泣きしてるぞ」

「いや、だから、さとし…怒ってないから、ね?」

「ふにゃぁあ〜ん!うにゃぁあ〜ん!はにゃぁあ〜〜んっ!!」


だって、止まんにゃいのにゃ!


お水が、お水がぁ〜!にゃっ!!





「ただいまぁ〜…って、ささささとしくん?!どうしたの?!!」


あ、しょーくんにゃ!


「ふにゃぁ〜ん!しょーくん、助けてにゃ!おめめからお水が止まらにゃくにゃったのにゃん!」

「涙が止まらないの?可哀想に」


しょーくんはそう言うと、ぼくに自分が着ていたジャケットを羽織らせて抱っこして、お椅子に座ったのにゃ


「よしよし、何が悲しかったの?さとしくん」

「ひっく…かずくんが、怒ったのにゃ…くすん…じゅんくんと、ケンカしちゃイヤなのにゃ…」

「…和也?」


しょーくんがチロってかずくんを見た


「…いや、怒ってはないよ?服を着てなかったからさ…つい」

「言い訳はいいから、さとしくんに謝りなさい」

「…ゴメンなさい、さとし」


かずくん、しょぼんってなってるのにゃ


カワイソウにゃ


「…もう、ケンカしにゃいにゃ?」

「しません」

「…怒ってないのにゃ?」

「怒ってません」


ホント?


ホントにゃ?


「…さとにゃん、着替えるからお洋服かしてなのにゃ」

「うん、おいで、さとし」

「…今日は、俺の服着る?さとしくん」


え?しょーくんの服にゃ?


「いいや、ヤメタ方が良いですよ!メチャクチャ趣味悪いですから!」

「な、なんだと?!」

「ケンカしちゃダメにゃ!」

「…俺のは?」

「「派手すぎ!!」」

「…んだと(怒)」

「ケンカしちゃ、ダメにゃーっ!!」








「まーくん、おかえりにゃ!」

「…さとし、今日はまた、変わった格好してるね(笑)」

「そうにゃ?今日は、みんにゃのお洋服をかりたのにゃ!」


だって、みんにゃかケンカするから、さとにゃん、一個づつみんにゃのお洋服着たのにゃ!





にゃ?


どんにゃ格好かってにゃ?





うふふ、それは、みんにゃで想像してみて、にゃ♪



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