第1章 ぼく、さとにゃん♪
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「あぁっ!俺のさとしがっ!俺のさとしが浮気してるっ!!」
……んにゃ?
なんにゃ?
かずくんにゃ?
……あにゃ?
にゃんか、カラダが…
「あ、さとにゃん、人間になってたにゃ!おかえりにゃさい、かずくん!」
「おかえりなさいじゃ無いでしょうよ!何で潤くんの膝の上で寝てんですか?!全裸でっ!!」
「…にゃ?」
あ、寝てるうちに人間になっちゃったから、お洋服着てなかったのにゃ!
「いっぱい、じゅんくんに遊んでもらったのにゃ!そんで、疲れてお膝の上で寝ちゃったのにゃ!」
「寝ちゃったのにゃ、じゃないよ!降りなさいよっ!!」
にゃんでそんにゃに怒ってるにゃ?かずくん…
「……うるせぇなぁ」
「あ、じゅんくん、おっきしたのにゃ!おはようにゃ!」
「…朝じゃねぇから、おはようじゃねぇだろ」
はぅ〜ん///寝起きもカッコイイのにゃ〜///
「いいから、早く降りなさいよ!!」
「どうしたのにゃ?かずくん」
「どうもこうも…」
「…和兄がうるさいから、着替えてこいよ、さとし」
「なによ、その言い方は?!なんか“俺のモノ”です風じゃない?!」
うにゃ?ホントにかずくんどうしたのにゃ?
…ケンカしちゃイヤなのにゃ…
ぼく、悲しいのにゃ…
「…かずくん、ぼくお洋服ちゃんと着るのにゃ…くすん…怒っちゃイヤなのにゃ…」
ふにゃぁん…なんか、おめめがシバシバしてきたのにゃ…
「…泣かした」
「うっ…(汗)」
鳴く?さとにゃん、にゃーって言って無いにゃ!
あにゃ?
おめめから、お水が出て来たのにゃ!
「お水が…さとにゃん、おめめからお水が出てるのにゃ!どうしよう!病気にゃ!きっと、病気にゃぁ…ぅ…ぅにゃぁ〜んっ!!」
ふにゃ〜ん!きっと、悪い病気にゃ!
さとにゃん、お注射キライにゃぁ!
「うにゃぁ〜ん!ふにゃぁあ〜んっ!!」
お水が止まらにゃいのにゃぁ〜っ!!
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