第8章 しょーくんの願い事
「…もう、戻れないにょかな…」
さとにゃんがしょぼんってにゃっていたら、まーくんがさとにゃんをお膝の上に抱っこして言った
「ねぇさとし、お前、なんか俺達に隠してるでしょう?」
「Σんぎくぅっ、にゃッ!!///」
「…解りやす過ぎ(笑)」
まーくんはさとにゃんの頭を優しくイコイコしにゃがら言った
「さとし、話してごらん?」
「……でもぉ///」
「何があっても、さとしは大切な俺らの家族だよ?
その家族が悩みを抱えているのをみすみす黙っては居られないだろう?」
「……」
家族…
さとにゃん、みんなの家族?
「……ちがぅ」
「え?」
ちがぅのにゃ…
にゃって…本当は…
…本当は、ココに居るハズだったのはぼくじゃにゃくて
………死んだ、まーくんたちの、お兄さんなのにゃ
「ふ…ふぇ……ふえぇ〜ん///」
「さとし?どうしたの??」
「うぇえ〜ん!さとにゃんは、さとにゃんはっ…///」
ぼくはまたお目めから沢山お水が溢れだしてしまったので
急いでまーくんのお膝から降りた
「しょぉ〜くぅう〜〜ん!!////」
「……(笑)」
ぼくはダッシュでしょーくんのベッドに戻って、しょーくんの上に飛び乗った
「しょぉお〜くぅうう〜〜〜んッ!!///」
バフッ
「Σぐぇっ!!!」
「しょーくん起きてにゃっ!!///」
ボフッボフッ(←腹の上でジャンプしてます)
「しっ……死ぬ(泣)」
「あ……また寝ちゃったのにゃ」(←寝たのではなくて、気絶しました。)