第1章 ぼく、さとにゃん♪
.
はぁはぁ、でも、ちょっと疲れたのにゃ…
カレコレ30分くらい、これやって遊んでるのにゃ…
「なあ、もう良いだろう?終わりな」
「ふなぁ〜お?」
…終わり?…つまんにゃい
「ふ…そんな顔すんなよ、ほら」
にゃ?なんにゃ?
…って思ってたら、じゅんくんがぼくを抱き上げて、抱っこしてくれたのにゃ
はにゃぁ〜ん///
じゅんくん、近くで見ると益々カッコイイのにゃあ///
「うにゅ〜ん…ゴロゴロゴロ♪」
「…可愛い」
Σんにゃっ
じゅんくんが、さとにゃんのコトかわいいって言ってくれたのにゃっ!
じゅんくんは、普段あんまりかわいいって言ってくれにゃいのにゃ!
ぼく、嬉しいにゃ〜ん///
「なぉ〜ん///」
「お前、ホント可愛いよな」
ふにゃぁ〜ん///
さとにゃん、じゅんくんにそんにゃにかわいいって言われたら、なんか照れちゃうにゃん///
「ドラマの番宣とかでさ、猫がいる現場とか行ったりするけど、やっぱ、うちのさとしが一番可愛い」
「ぅにゃぁあ〜ん///」
いにゃぁ〜ん///
そんな甘いお顔で見つめにゃいでにゃ///
惚れてまうやろにゃっ!
「ごめんなさとし、俺あんま遊んでやれなくて」
Σにゃっ?!
どうしたのにゃ?急に…
じゅんくん、にゃんか何時もと様子が違うのにゃ
「…俺さ、またドラマが入るんだよね…なんかさ、初主演ってやつ?」
「にゃあぉ?」
はつしゅえん?
…どっかの、公園にゃ?
さとし、公園好きにゃぁ〜♪
いっぱい走れるのにゃん♪
「…マジ、嬉しいんだけどさ…また、あんまり家に居れなくなっちまう」
Σんにゃっ?!そんにゃに遠い公園なのにゃ?!
「…さとし」
ぎゅぅ〜
Σあにゃんっ!抱きしめてるっ!
じゅんくんが、ぼくを抱きしめてるにゃっ!
だから、惚れてまうやろにゃっ!!
「…でもさ、お前をこうやって抱っこしてると、癒される」
惚れちゃうのにゃぁーっ!!////(←いや、もう惚れてるんじゃない?)
「…疲れたら、充電させてな?」
「にゃんっ♪」
モチロンですのにゃ!
だって、さとにゃんは癒し猫にゃもぉ〜ん♪
.