第7章 かずくんの願い事
「ずっとだっこしててあげるから、仕事が終わるまで大人しく待てますか?」
「ずっとだっこ?」
「ええ」
「お部屋を留守にする時も、ちゅれてってくれる?」
「勿論」
「じゃあ、さとにゃんお利口にしてるのにゃ!」
「ふふ、イイ子ですね」
かずくんは嬉しそうに眼を細めるとさとにゃんの頭をイコイコしてくれた
「ふにゃ〜ん♪イコイコきもちぃ〜♪…でも、にゃんでお尻も一緒にイコイコするのにゃ?」
「そりゃ、キモチイイからですよ(笑)」
「ふぅ〜ん?」
さとにゃんはくすぐったいだけで、別にきもちぃく無いけどにゃぁ…
……
ま、イイのにゃ♪(←いいの?)
「…う、うぅ〜ん………ん?」
あ
しょーくん気が付いたのにゃ!
「しょーくんはもう、用無しなのにゃ!帰るのにゃ!!」
「Σえぇええっ?!どどど、どう言うことっ??!」
「「しょうゆうことぉ〜♪」」
「……ひ、酷い(泣)」
頑張れ、使いっぱ長男(笑)