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癒し猫さとにゃん♪

第7章 かずくんの願い事






「な、なにしてんの?!」

「………お茶」

「にゃん♪」


かずくんがしょーくんにお電話してからモノの数十分で、しょーくんがかずくんの会社へお迎えに来てくれた


しょんで、さとにゃんとかずくんを見るなり、声を裏返して驚いた


「お、お茶って…なんでさとしくんを肩車?!」

「しょーくんみたいにつるつる滑らないから、ジュースを飲んでも問題ないのにゃ!」

「い、いや、そう言うコトじゃないでしょう?!」




一人で帰れと言われたさとにゃんは

どうしてもかずくんと離れたくなくて、かずくんの背中によじ登ったにょだけど


下ろされるとイヤだったので、そのまま肩までよじ登ってしまった


そしたらかずくんが


「…もう、好きにして」


って言って、肩車をしてくれた


それからさとにゃん、騒ぎすぎて喉が渇いたって言ったら


「其処に乗ったまま飲めますか?」


って言って、自動販売機でオレンジジュースを買ってくれたのにゃ


んで、かずくんの肩車に乗っかったまま、オレンジジュース飲んでたの♪




「今更そんなコトで驚いてどうすんです。さとしの異常行動は今に始まった事じゃないでしょうが」


かずくんはコーヒーのマグカップを両手で持って、ずずっと啜った


「そ、そんな…さとしくんを精神疾患の患者みたいに言うなよ(汗)」

「ふにゃん?」


せいしんしっかん?


なんにゃ?それ??


また新しい食べモノの名前にゃ???


「あ、そうにゃ!!」

「ん?どうしたのさとしくん」


ぼくはかずくんの頭をがしっと掴んで前のめりになった


「こ、こらさとし!コーヒーが零れるからっ!!(汗)」(←頭を掴まれたついでに眼と耳を塞がれた)

「あのね、しょーくん教えてなのにゃ!!」

「え?何を??」

「ちょっと!危ないってっ!!(汗)」

「あのね、(ぴー)って、どう言う意味にゃ?」

「Σんなッ?!!////」
—バタッ


「……もぉ〜、危ない……ん?翔兄ちゃんどうして倒れてるんです?」


かずくんがさとにゃんのお手てを退かして眼の前に倒れているしょーくんを見て、眼を丸くした


「ん〜…わかんにゃぃ!!」(←解んない事ないでしょうが)

「……?」




だから


放送禁止用語は、チェリーには刺激的過ぎるって事です(笑)


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