第7章 かずくんの願い事
「お、おい風山、なんでお前ココに…」
寝癖のお兄さんが、眼をキョロキョロしながら言った
「部屋にさとしが居なかったから探してたら
掃除のおばちゃんが、さとしがアンタの部屋に一緒に入って行くのを見たって、教えてくれたんすよ」
「く、くそ…あのばばぁめ(汗)」
お兄さんはさとにゃんの腕をむぎゅっと握った
「お、お前なんかにこの子は勿体ないからな!
この俺様がデザインして2Dの世界のアイドルにしてやるんだからな!!」
「…そのきったねぇ手を離しやがれこの(ぴー)のオタク野郎」(←お好きな放送禁止用語を当てはめてみて下さい(笑))
「て、てめぇっ!!(怒)」
「Σにゃっ?!」
(ぴー)のオタク野郎って、どう言う意味にゃ??
「かずくん、かずくん、(ぴー)って、どう言う意味にゃ?」
「Σふぉおーーッ!!そそそそんな言葉を君が言っちゃダメだッ!!!////」
さとにゃんが、(ぴー)って言ったら、お兄さんが顔を真っ赤にしてあたふたし出した
「…さとし、今度は(ぴー)って、言ってごらん?」(←コレもお好きなのを、ひとつ(笑))
「Σかっ風山貴様…」
「(ぴー)?(ぴー)ってなぁに?食べモノにゃ??」
「Σひょえぇえーーーーッ!!!/////」
両手を上げて壁にべたっと背中をくっつけるお兄さん
「…へんにゃの。…あ、お水止まってるぅ〜♪」
「良かったじゃないですか。コレで翔兄ちゃんを呼ぶ必要はありませんね?」
「うんにゃ!呼んでなのにゃ!!」
「…んでだよ(怒)」
「だってさとにゃん退屈にゃ!
もう、お家帰ってダーリンのお写真を眺めてるのにゃっ!!」(←家でそんなコトして暇潰してたの?)
「…なんだよ、ダーリンダーリンって」
かずくんは唇を噛んで俯いた