• テキストサイズ

癒し猫さとにゃん♪

第7章 かずくんの願い事





暫くの間、お椅子に座ったさとにゃんを、チラチラ見ながらパソコンを弄っていたかずくんが


「さとし、ちょっと見てご覧?」


って言った


さとにゃんは言われた通り、かずくんのすぐ横まで座ったまま椅子を移動させて、パソコンを見た


「コレ、さとにゃんにゃ?」

「そうですよ」

「ふぅ〜ん…可愛いのにゃっ♪」

「気に入ってくれました?」

「うん♪…ねぇ、にゃんで武器みたいにゃの持ってるのにゃ?」


パソコンに描かれたさとにゃんは、猫耳としっぽちゃんが付いてる姿で


鎧ちっくなミニのワンピースみたいなのを着ている


ソレで、片手に盾を


もう片手に刀みたいなのを持っていた


「このゲームはね、一応アクション・ロールプレイングなんです」

「あ…あくしょ、ろーれぷろいんぐ?」

「…なんすか、ソレ(笑)“アクション・ロールプレイング”、です」

「うぅ〜…」


長すぎて、解んにゃいのにゃっ!!(←長めのヨコ文字に弱い)


「要はね?

敵を倒してアイテムをゲットして、ボスを倒すゴトにそのアイテムを組み合わせて人間に成長させて行くゲームなんですけどね?」

「?????」


さとにゃんが腕組みをして首を傾げたら、かずくんがぼくの頭をナデナデして言った


「別に、解らなくって良いですよ(笑)」

「ふにゃ〜…」

「あはは、拗ねるなよ」


脹れるさとにゃんの頭をポンポンって軽く叩いて、かずくんが笑った


そりからかずくんは


「ちょっとチーフに見せて来る」


と言って、お部屋を出て行った









「…ん〜…退屈にゃ」


スグに戻るっていったのに、かずくんはナカナカ帰ってこなくって


さとにゃんはかずくんのお部屋に一人で残されて暇を持て余していた


…で


「探検してこよぉ〜っと♪」(←ダメだってば)


だーりんのお仕事場は探検出来にゃかったから、いっぱい色んなトコ見るのにゃ〜♪(←だから、ダメだってば)



さとにゃんは、フンフン鼻歌を歌いながら、かずくんのお部屋を出た



/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp