第6章 じゅんくんの願い事
「わぁ〜ぃ!ついたよぉ〜♪」
さとにゃんたちは、“てれびきょく”につくと、ビルにょなかの小さなお部屋に入った
マネージャーしゃんは
「では、潤さん今日も宜しくお願いします」
と言って、お部屋を出て行った
「…さとしは、ココから出たらだめだよ?」
「にゃんで?さとにゃん探検したいにゃ!」
「…絶対、だめ」
「ぶぅ〜…どぉしてにゃぁ〜?」
「…こんな可愛い子が、こんなトコうろついてたら、危ないから」
だーりんは、ぼくの頭をナデナデすると、そう言ったにゃ
うぅうう〜〜……
「……たいくつ、にゃ」
だーりんがお仕事に行ってしみゃった後
さとにゃんはにゃんにもしゅるコトがにゃくて、テーブルに顎だけ乗っけて、お手てをぷらぁ〜んと下に垂らした状態で椅子に座っていたにゃ
でも、お部屋を出て行く時にだーりんが
「…絶対にココから出るなよ?誰かが来ても、付いて行っちゃダメだからな?」
って、何度も何度も言っていたのにゃ
だからさとにゃん、どこにも行けなくて、退屈なのにゃ…
「むにゅぅう〜〜…
…絶対にこここら出ちゃだめにゃっ言われても、さとにゃん、たいくつにゃのら…」
あ〜ぁ
折角、猫缶とまぐろちゃんとお菓子を、探しに行こうと思ってたのににゃぁ
「……ちゅまんにゃぃにゃぁ〜」