第6章 じゅんくんの願い事
「……うぅ〜ん……ん?」
さとにゃんをみんにゃがぽかんと見てたら、しょーくんが気が付いて起き上った
「あ?何してんの?」
「今ね、だーりんがさとにゃんのお手てをかぷってするの!」
「はぁ?何で??」
しょーくんがビックリしてだーりんの方を見ると
だーりんはちょこっと肩を窄めて言った
「…さぁ」
「???」
難しい顔をして固まるしょーくんを押し退けて、だーりんがさとにゃんの腕を仕舞った
「…食べたいってそう言う意味じゃないから(笑)」
「にゃ?じゃあ、どう言う意味??」
「…ものすごく、カワイイって、意味」
にゃんで、物凄く可愛いと食べたいのにゃ?
まぐろちゃんは、美味しくってすんごく食べたいけど
さとにゃん、まぐろちゃんを可愛とは思わにゃいよ?
「ん〜………良く解らなにゃぃ」
「…イイよ、解らなくても」
だーりんは優しく笑うとぼくの手を握った
「…仕事に遅れちまう。マネージャーが待ってるから、行くぞ?」
「うんっ!いくぅ〜っ♪」
だーりんのお仕事に、れっつご〜
にゃん♪