• テキストサイズ

癒し猫さとにゃん♪

第6章 じゅんくんの願い事






「ぃにゃ〜ん!喧嘩はだめにゃっ!!さとにゃん喧嘩はきらいにゃぁっ!!」



そりを見ると、さとにゃんお目めから水が出て大変なのにゃ!!



「Σあぁっ!さとしくん泣かないでっ!!こらお前達!いい加減にしろ!!」



鼻の穴にティッシュを突っ込んだしょーくんが、ぼくをむにゅっと抱っこした



「ホラさとしくん、この茶色の上下は?可愛いよ?」



そう言うとしょーくんは、ちょっとモコモコした感じのセーターとミニスカートを指差した



「ああ、それね。

ちょっと地味だけど、さとしが着たらクマちゃんぽくなって可愛いかなと思って…」



かずくんがしょうくんの指差したお洋服を拾った



「…イイじゃん、ソレ」



にゃん?


だーりん、コレすきにゃのかな?



「さとにゃん、コレ着る!くましゃんになるぅ!」

「くく…くましゃん////」

「…翔兄、ソレに鼻血垂らしたら、ただじゃおかねぇぞ」



おにょぉ


だーりんたら、またそんにゃ鬼瓦みたいにゃお顔して


男前が、大無しにゃ!



「だーりん、さとにゃん頑張ってカワイイくましゃんになるから、怒んないで?」

「…カワイイくましゃん///」



あ、今度はだーりんがしょーくんみたいなダラシナイ顔に!(←笑)


それこそ、大無しにゃっ!!



「だーりん、ちょっと待っててにゃっ!!今スグ着替えるからっ!!!」

「え?今すぐて…さ、さとしくん?」



ぼくはしょーくんの腕をすり抜けると、ぽいぽいってお洋服を脱いだ



「Σのぉおおーーーっ!!!////」


—ぱた


「あ、しょーくん、白眼むいて倒れちゃったのにゃ」

「さとしがイキナリすっぽんぽんになるからだろ(笑)」


まーくんはそう言うと、ぶるまーをぼくに履かせた



/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp