第6章 じゅんくんの願い事
「これが、ぶるまー?」
「ぶぶ…ぶるま///」
「ちょっと翔兄ちゃん、これ以上鼻血噴かないで下さいよ?部屋中鉄臭くて敵いませんから」
かずくんは今にも赤いお水を出しそうなしょーくんを横目でちょろっと見ると
さとにゃんにぶるまーを、はいって渡してくれた
「で、ドレ着せるんですか?」
かずくんがだーりんを見た
「…そうだな……さとしは、どれが着たい?」
そう言いながらぼくの頭に手を置くだーりん
はにゃ〜……にゃんか、うれちぃ///
「んとねぇ…この前は、まっくろくろだったからぁ、可愛い色のが着たいにゃぁ〜♪」
「そうですねぇ…じゃあ、この薄い水色のワンピは?…あ、因みにこれ、アリスちゃんね♪」
かずくんが楽しそうに、白いフリフリエプロン付きのお洋服を差し出した
「…誰がコスプレさせろって言ったんだ(怒)」
「イイじゃないですか、絶対可愛いですよ?」
「…そりゃ、カワイイだろうけど、目立ちすぎだろ…普通のよこせ」
「潤くんの言う普通ってキンキンギラギラのやつでしょ?そっちの方が普通じゃないですから」
「…んだと(怒怒)」
Σんにゃっ!またまたかずくんとだーりんが喧嘩しそうにゃっ!!