第6章 じゅんくんの願い事
「どれがお好みで♪」
「…随分、乙女チックだな…和兄、こうゆうのが趣味なんだ」
「お黙り(怒)」
「ねーねーかずくん、みんな短いのばっかだよ?
さとにゃんおぱんつ履かないから、お尻が丸見えだよ?」
「Σおぉおおおっ??!」
かずくんが、うずくまるしょーくんからお洋服を守る様にして言った
「……さとしの服に付けないで下さいよ…鼻血」
「何か短パンとか履けば?」
まーくんが腕組みしてかずくんが大事そうに抱えたお洋服を見て言った
「あぁ、それならブルマーがあったな」
「Σぶっ…ぶるっ!?」
「あぁ〜あ、兄ちゃんまた鼻血が(笑)」
まーくんは笑いながらしょーくんのお鼻から溢れ出る赤いお水を拭いた
「かずくん、かずくん、ぶるまーって、なんにゃ?」
「全国の女子中高生が使う中年のおっさんが大好物な魅惑の物体、です」
…にゃ?
なんにゃ、そりは?
「和くんはおかしな言い方しないの(苦笑)」
まーくんはちょっと困ったような顔で笑うと、さとにゃんの頭をナデナデしてくれた
「まぁ、要するにね、運動する時に着る短パンだよ」
「ふぅ〜ん。そりを、履くのにゃ?」
「智用に買ったから、ちゃんとシッポの穴も空けてありますよ」
かずくんはそう言うと、一回お部屋に戻って、黒くて短いおズボンを持って来た