第6章 じゅんくんの願い事
「ぃいやっふぅううーーーっ!!」
「本当に良いのか?潤」
「…ああ、良いんだよ、翔兄」
「わぁああーーーぃ!!」
「でも、半端ない興奮してますけど…こんなの連れてけるんですか?」
「…その内落ち着くだろ。大丈夫だよ和兄」
「きゃほぉおおーーーぃ!!」
「ふふ、でも本当に嬉しそうだねぇ…熱でも出しちゃうんじゃない?」
「…ソレは困るな…雅紀兄、何とかしてよ」
「ぅえぇええーーーぃにゃおぉーーーんっ!!!」
…はー、はー、はー
「……疲れた、にゃん///」
「治まったみたいだよ?」
「…ああ、有り難う雅紀兄」
いやぁ、さとにゃん興奮し過ぎて疲れたのにゃ…
んにゃん?
だから何をそんなに興奮してるにょかって?
実はねぇ…にゃんと!
潤くんがお仕事に一緒に連れて行ってくれる事になったのにゃ〜///
「夢みたいにゃ////」
「…おい、さとし…お前、その格好で行くのか?」
「にゃん?ダメにゃん?」
「…ダメじゃないけどさ…この前のウイッグは?」
「……おぃっす?」
全員集合のちょーさんの挨拶にゃ?(←せめて“悟空”の挨拶って言って)
「かつらの事だよさとし。ほら、この前デートの時に潤くんに買って貰ったろ?長い黒髪の…」
「あぁ、アレのことにゃったのかぁ!ありがとぉまーくん♪」
ぼくはスキップしにゃがらお部屋に女の子みたいになる髪の毛を取りに行って被ったにゃ
「じゃぁ〜ん、にゃん♪」
「「「おぉー!」」」
髪が長くなったさとにゃんを見て、しょーくんとまーくんとかずくんが声を揃えてびっくりした
「だぁ〜ありん♪コレでいいのにゃ?」
「…ああ。でもどうせなら、もっと女の子らしい格好して欲しいな」
「そうゆう事なら」
かずくんが得意気に立ち上がった
「任せなさい」
かずくんはそう言って、嬉しそうに自分のお部屋に行くと、ふりふりのお洋服を沢山持ってきた