第1章 ぼく、さとにゃん♪
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でも、おかしいのにゃ
お家でまーくんがオヤツに食べてたさくらんぼのパックに“アメリカン・チェリー”って書いてあって(←字、読めるんだね)
不思議そうに見てたぼくに、まーくんが
「これは、アメリカのさくらんぼって意味だよ」
って教えてくれたのにゃ
まーくんは、スゴイのにゃ…ぼくが猫の時も、何が言いたいにょか、全部解っちゃうのにゃ!
「さくらんぼじゃ、ないのにゃ?さとにゃん、間違い?」
「間違ってないよ!さとしくんが正解!!///」
「わーい!ぼく、正解にゃん♪」
「…べつに、良いけどさ」
おにょ?じゅんくん、むつかしい顔するとちょっと恐いから、ヤメタ方がいいのにゃ!
「さあさ、ご飯にしましょう」
あ、かずくん全部お夕飯出し終わっちゃったにゃ!さとにゃん、お手伝い、半端だったにゃ!
「かずくん、ごめんにゃさいにゃ!さとにゃんお手伝いの途中だったのにゃ!」
「ふふふ、イイですよ…後で色々奉仕して貰いますから♪」
「つくつくほうし、にゃ?」
「…だから、セミじゃねぇ」
「さとしくんは誰にも奉仕なんてしません!居るだけで癒されるんだから、十分だろ!」
「きゃーい!しょーくん、大好きにゃん♪」
大好きだから、はぐしちゃうにゃん♪
「どわっ!!さささとしくん、その格好でそれは…!!////」
「わあ!しょーくん!お鼻のティッシュがドンドン赤くなってくのにゃ!!」
「…ティッシュ、換えたら?」
「これだから、チェリーは…」
にゃんでだか、しょーくんのお鼻の赤い水…えと、鼻血がとまらにゃくなったにょで、ぼくは普通のお洋服に着替えたのにゃ!
…フリフリ、まーくんにも、見て貰いたかったにょににゃ…
「さーとし♪後でまた着て俺と一緒に寝…」
翔・潤)「ダメっ!!」
「…ちぇ」
さとにゃんも、かずくんと二人っきりの時にフリフリ着るのは
…ちょっとイヤにゃ(汗)
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