第7章 贈り物・悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼は自室の布団の上に鈴音をそっと降ろした。そのまま、鈴音を押し倒す。
「、、、行冥さん、、、」
「もう一度謝っておく。悪いが明日は動けないと思ってくれ。」
鈴音はふふっ、と笑う。
「そんなに愛してくださるんですか?」
「あぁ。溺れるほど愛そう。鈴音。」
悲鳴嶼が再び鈴音に口付ける。舌を絡め合い、歯列をなぞり、口内で知らぬところがない程動き回る。
「、、、はぁ、、ぎょうめいさん、、、」
鈴音から熱っぽい声で呼ばれ、悲鳴嶼の背中を悪寒のようなゾクゾクしたものが駆け上がった。
「、、、愛いな、鈴音。」
悲鳴嶼は鈴音の着物も襦袢もさっ、と脱がせてしまう。自身もとりあえず隊服を脱いだ。唇を鈴音の耳元に、両手を胸の膨らみへと滑らせた。
「、、、あぁっ、、、」
「、、、鈴音、、、」
悲鳴嶼からいつもより低い声で名前を呼ばれ、鈴音は脳内まで快感に覆い尽くされる。
悲鳴嶼の指は鈴音の胸の頂を擦るように刺激する。その刺激で立ち上がった頂に、悲鳴嶼は唇を寄せた。
「、、、あぁっ、、それっ、だめっ、、、」
ちゅっ、ときつめに吸ってやれば、鈴音の体はピクピクと震える。鈴音は離したいのか強請っているのか、悲鳴嶼の頭に手を伸ばす。