第39章 すれ違い・不死川実弥
「、、あっ、、だめっ、、イッちゃう、、、」
は大きく体を震わせた。
「、、はぁっ、、」
実弥も白濁を吐き出した。
「、、、さねみさん、、、」
実弥はゆっくりとに口付けた。
実弥は昂りをの中から抜くと、布団に横になった。をぐっ、と抱き寄せる。
「、、、おやすみなさい。」
がそう言うと、
「あぁ。」
と返事が帰ってきた。
いつからだろう。
いつも情事では2、3回するのが常であった。
あまりに回数が多くて、次の日の任務に行けないこともあった。
それが、今はどうか。
情事は1回だけ。終わったらすぐに寝てしまう。
「はぁ、、、飽きられたのかなぁ、、、」
はため息を吐いた。
彼・不死川実弥は、見た目は怖いが、心の優しい人だ。
に飽きたり、嫌いになっても、そうと言えないのかもしれない。
「こんなに、好きなのになぁ。」
は実弥のことが好きだった。ただの一般隊士だ。普通なら、柱に相手にされる訳がない。
それを、なんの興味か、彼はを恋人にしてくれた。
それもそろそろ終わりにする時なのかもしれない。