第38章 我慢しないで・悲鳴嶼行冥
「。」
悲鳴嶼はを抱きしめると、ゆっくりと腰を動かし始める。
「、、、あぁっ、、ぎょうめい、さんっ、、、」
が上を向くと、悲鳴嶼から口付けが降ってきた。は上から下から溶けていきそうだった。
「、、、あぁっ、、ぎょうめい、さん、、すき、、すきなのぉ、、、」
口付けの合間に囁けば、悲鳴嶼が嬉しそうに笑うのが見えた。
「あぁ、わかっている。だが、嬉しいものだな。」
悲鳴嶼からの口付けがさらに降ってくる。
「、、、ぎょうめい、さん、、、」
「あぁ、俺も好きだ、。」
悲鳴嶼の腰の動きがどんどん早くなっていく。は悲鳴嶼を抱き締めたかったが、悲鳴嶼の抱き締める力が強く、腕が動かせない。ぎゅう、と悲鳴嶼に抱き締められ、はただ声を上げるしかなかった。
「、、、あっ、、あぁっ、だめっ、、もっ、だめっ、、」
「イキそうか?」
「、、、あぁっ、、もっ、、イクっ、、イクのぉ、、あぁぁぁぁぁっ、、、」
「、、、くっ、、、」
が達し、悲鳴嶼も白濁を吐き出した。
悲鳴嶼は大きく息を吐くと、腕の中のを見た。目も口も半開きで、顔は真っ赤だった。イッタばかりで、体をピクピクとさせている。