第32章 隠との恋の始め方・悲鳴嶼行冥
「これ以上煽らないでくれ。君を離せなくなる。」
悲鳴嶼はさらにの奥の奥を突いた。の足がガクガクと震える。
「、、あぁぁぁっ、、もっ、、だめぇ、、」
の中が悲鳴嶼の昂りを締め付ける。
「、、くっ、、」
が達し、悲鳴嶼も白濁を吐き出した。
悲鳴嶼は大きく息を吐いた。はゼーゼーと荒く呼吸している。
「すまない。無理をさせたようだ。」
悲鳴嶼は昂りを抜くと、手拭いでの体を綺麗にして、布団をかけた。その頃にはの目はトロンと、今にも閉じてしまいそうだった。
「、、、ぎょうめいさん、、、」
「何だ?」
「、、、ぎょうめいさんのあかちゃん、ほしいです、、、」
はへにゃっ、と笑うとそのまま寝てしまった。
その横で悲鳴嶼は一人、の寝顔を見ていた。