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鬼滅の刃 裏 短編集

第24章 天然ちゃんにご用心・不死川実弥


「風柱様。」
「なんだァ?」
「初めては風柱様がいいです。もらってもらえませんか?」
「おまっ、、」
ストレートな言葉に、不死川の顔が赤くなる。
「今日、わかったんです。他の人じゃイヤ。初めては全部風柱様がいいです。私じゃダメですか?」
は不死川の背に手を回した。その広い胸板に頬を寄せる。不死川が大きく溜息をついた。
「お前なぁ、俺が奴みたいだったらどうする気だ?ヤラれて捨てられるかも知れないんだぞ。」
「それでもいいです。初めては風柱様がいい。一回だけでいいです。お願いです。私の初めて、もらってください。」
不死川はの後頭部に手を回すと、口付けた。は驚いたが、その口付けを受け入れる。隙間から舌を捻じ込まれ、の口内を不死川の舌が動き回る。
「、、んっ、、はぁっ、、」
不死川は唇を離すと、を抱き上げた。自室へと急ぐ。
「嬉しい。初めて、もらってくれるんですね。」
は不死川の首に自身の腕を回した。
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