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鬼滅の刃 裏 短編集

第23章 お仕置き・宇髄天元


「口、開けて。」
がそろりと口を開けると、宇髄は耳元を撫でてる手と反対の手の人差し指をの口の中に押し込んだ。ゆっくりと抜き差しをする。頭の中にクチャクチャとした音が響き、は無意識に宇髄の指に舌を這わせた。
宇髄が口から指を抜くと、たらりと唾液が糸を引いた。
「、、、もの欲しそうな顔。」
宇髄がくすりと笑う。の顔は情事の最中のように、真っ赤で、瞳からは涙が溢れそうだった。
「まだ服も脱いでないのに。」
宇髄はわざと羞恥心を煽るようなことを言う。
今度は開いた隊服の胸元に宇髄の手が伸びる。人差し指で胸の間を撫でる。あくまでも間だ。胸の膨らみ自体には触れない。
「、、、んっ、、んんっ、、、」
の口から押し殺したような声が漏れる。明らかに息が乱れている。
宇髄は反対の手での太腿を撫でる。膝の外側辺りから上に上がり、太腿の内側を滑ってまた膝の辺りに戻る。
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