第2章 彼女が酔ったら 不死川実弥の場合
「、、おいっ、大丈夫か?」
安が目を開けると、不死川が不安そうな顔をしていた。
「、、わりぃ、やり過ぎた」
気を失うまでやる、と言っていたが、本当に気を失わせてしまって、不死川はちょっと後悔していた。
「、、、だいじょうぶです」
安はするりと不死川の首に手を回した。自ら不死川に口付ける。
「、、さねみさん、、さねみさんをください」
「おいっ、」
「、、あいして、くださるんでしょう?」
安の言葉に、不死川にまた欲情の炎がついた。
「、、あぁ、たっぷりな」
不死川は自身の昂りを、安の最奥まで、一気に押し込んだ。
「、、あぁぁぁぁっ、、」
まだ体が敏感なままだった安は、それだけでイッてしまい、不死川の昂りを締め付ける。
「、、足りねぇなぁ」
不死川は安の背中と腰に手を回すと、抱き起こし、自身の膝の上に座らせる。体重がかかり、不死川の昂りが安の奥の奥まで達する。
「、、ひゃぁっ、だめっ、これっ、ふかいっ、、」
不死川は安の奥を刺激するように、グリグリと腰を動かす。
「、、ひゃん、、だめ、、さねみ、さん、、」
奥の奥を刺激され、安は体をビクビクさせることしか出来ない。縋り付くように不死川の首に腕を回す。
「、、いいな、これ、、お前の声が良く聞こえる」
安が不死川の首に手を回しているので、いつもより耳と口の距離が近い。不死川は安の背中と腰に手を回して、ぎゅっと抱きしめた。熱い体が密着する。