第15章 後ろ姿・煉獄杏寿郎
「もう、ダメです。夕餉の時間です。」
はくるりと後ろを向くと、再び鍋を覗き込んだ。
「夕餉よりも、君がいい。」
杏寿郎は再び後ろから抱き締めると、耳元で囁いた。後ろから回した手を、の胸へとやった。
「あっ、だめ、です。こんな、ところで、、、」
杏寿郎はの胸を隊服の上から揉みしだく。器用に隊服のボタンを外すと、シャツの上から柔らかい胸を堪能する。
「、、、きょ、じゅろ、さぁん、、だめぇ、、、」
「その声は、ダメそうじゃないな。」
杏寿郎はにっ、と笑うと、の耳を甘噛みする。
「、、、ひゃうんっ、、、」
の体がビクンと反応する。耳が弱いのだ。
は逃げようと体を捩るが、杏寿郎からは逃げられない。逆に壁際に追い込まれ、逃げられなくなる。
「すぐにでも君が欲しい。」
杏寿郎に熱い吐息混じりで言われ、も抵抗をやめた。杏寿郎は後ろからシャツのボタンも外すと、直に胸を弄りだす。
「、、、あぁっ、あんっ、、やっ、だめぇ、、、」
胸の先を指先でくりくりといじられ、は頭を振った。
「ダメ、じゃないだろう?」
「、、、あぁっ、いいっ、いいのっ、、きょ、じゅろ、さぁん、、、」