第14章 抱きしめて・悲鳴嶼行冥
「、、、ぎょうめいさん、、うごいて、ください、、、」
「またそんな可愛い事を言う。少しずつ動くからな。」
悲鳴嶼はゆっくりと腰を動かし始める。は、はじめは痛みを感じたが、徐々にそうじゃないものも感じ始めていた。
「、、、あぁっ、あっ、んんっ、あっ、きもちっ、、、」
の声を聞いて、悲鳴嶼の腰の動きが激しくなる。の奥の奥を目掛けて突いていく。
「、、、あぁっ、もっ、だめっ、はげしっ、、ぎょっ、めい、さっ、、、」
の中がきつく締まる。そろそろ限界のようだ。
「、、、あっ、あっ、、あぁぁぁぁぁっ、、、」
が達し、悲鳴嶼も中に白濁を吐き出した。
次の日、が目覚めると、目の前に大好きな人の顔が見えた。
「あぁ、幸せ。」
ため息と一緒に囁いた。
「私も幸せだ。」
悲鳴嶼の目が開く。どうやら起きていたようだ。
「おはようございます。師範。」
悲鳴嶼はちょっと眉を寄せると、咎めるようにの唇に噛み付いた。
「今はまだ行冥と呼びなさい。」
「、、、はい、行冥さん。」
は幸せそうに微笑んだ。