第13章 誕生日・不死川実弥

「、、、んっ、ふぁっ、あっ、、、」
の舌がぎこちなく不死川の舌に絡みついてくる。不死川は自分からしたいのを我慢して、のしたい様にさせている。
「、、、ふぁっ、、、」
唇を離すと、すでに、とろん、とした目をしたと目が合った。
「大丈夫かァ。無理しなくていいぞ。」
「やだ。するの。実弥くんに、気持ちよくなってもらうんだから。」
そう言うと、は耳元に唇を寄せた。舌を耳の穴に出し入れする。にはしたことがあるが、された事はなくて、不死川はビクリと体を震わせた。
「、、、はぁ、、、すき、、、」
耳元で囁き、口付けを落とす。不死川の寝衣の合わせに手を入れて開けば、鍛えられた、でも傷だらけの胸板が見えた。
「、、、きず、いっぱい、、、むりしたらだめだよ？」
は不死川の膝から下りると、胸元の傷に口付ける。そのまま、胸の頂をチロリと舐めた。
「っ、おいっ」
女性程ではないが、男性も胸は感じるというのは本当らしい。不死川の息が少し乱れる。