第11章 ◇それは愛のなせる業◇
相「お。いいよ!わかったわかった。俺がご褒美のチューしてあげるから♪早くおいで~っ♪」
松・櫻「…」
二・大・真白「…」
ご褒美?(笑)
二「~~~台無しだよ!見ろ、逆にあとずさりし始めてるじゃねえか!…怖いのにそこは頑張っちゃうくらいっ(笑)」
相「口をふさぎに来るっていうから。ふさいでもらおうかなって」
二「意味違うから!!」
さすが相葉ちゃん!(笑)
真白「ご褒美のチューかぁ…。それは頑張れるなぁ」
大「…」
えっ!?
真白「フフッ♪」
えっ、誰のっ?誰のチュー!?
相「お。なにぃ?真白ってば、俺のチュー欲しいの?ご褒美欲しい?」
真白「欲しい~♪」
大「!?」
なんだってー!?
二「ややこしすぎるから。いい加減こねくり回すのやめなさい」
相「フフフ。冗談だって。ダーリンなんでしょ?リーダーにおねだりしなよ」
…へっ?
相「ほぉら、しょーちゃーん!もうちょっとだから!おいでっ。がんばっ。はい!チューしないから、怖がらなくていいんだよ~?」
櫻「変なエールやめてぇ~」
松「急ぎましょう。さっさとあの口ふさぎたいッ!」
櫻「急いでも修羅場、ゆっくりも修羅場…」
二「あのぉ~、まっさん?怒りの炎で橋燃やさないでね(笑)」
櫻「背中が怖いから触れたくないんだけど、やっぱ怖いから離れられないっ!何このジレンマ地獄!!もぉぉぉ~~…嫌ぁ~ッ!!」
頑張れ翔ちゃん…(笑)。
真白「…」
大「ん?」
真白「ご褒美、くれるの?ダーリン♪」
大「!」
か…可愛いなもうっ。俺が今ご褒美もらってるわ(笑)。
でも
大「…あげません」
真白「えーっ?」
大「そんな頑張らなくても渡れたじゃん」
真白「そうだけどぉ…」
大「もともと怖くないんだもん。戻っただけじゃない?」
真白「そうかなぁ…?」
ていうか。
相葉ちゃんのチューが欲しいとか言った子にはご褒美なんてあげませんっ。まったく!罰として…
俺にチューしてっ?(笑)