第4章 ◇ひそかな楽しみ◇S
真白「…ふふ」
大「ん。なに?」
真白「ううん」
大「?」
二「こんなキビキビ動いてるおーのさんがレアすぎて目が離せないんでしょ?」
相「わかる。こんなリーダーらしいリーダー、俺初めて見たよ。惚れちゃうよね♪」
大「初めてぇ?」
松「そこ?(笑)」
真白「あははははっ」
そう。惚れるでしょ、そりゃあ。
男の俺が見たって「お」ってなるくらいだもん。やっぱカッケーのよ。こういう時の大野さん。…ま、普段を知ってるだけに余計?(笑)
でもって、基本彼はジェントルだしね。優しさの塊。ベースのそれだけでも十分なうえに、コレだから。
ダンス、歌と同じよ。アレ見せられたら誰もが降参。本気の大野さんね、マジでヤバイから。何であれ、彼の本気に触れたら嫌もおうもなくみんな落ちるんだよ。
俺はいっぺん釣り一緒に行ってオチてるけど、再び、だから。二度や三度じゃないよ、もう。何度でも沼にハマる。そういう…カリスマ的な人種なんだ、彼は!
だから、真白のトキメキ、絶対吊り橋効果だけじゃないと思う。てか、吊り橋っていうよりむしろ…大野智あるある『ザ・ギャップ萌え!!』じゃない?
って気がしてるけどね、俺は。
松「雨降らなくて良かったね~」
櫻「ホント」
朝結構曇ってたのに、すっかり天気もいいし、無事にキャンプできそうだな。無事…かどうかはアレだが。一波乱ありそうな気配はぷんぷんしてるから(笑)。
吊り橋はちょっとしたきっかけ。始まりに過ぎない。
果たして真白は!どこまで大野智ツボに落ちていくのかーっ!?
そっちも楽しみだね。
もちろん、純粋にみんなでキャンプも楽しみだけど。
あああ~…っ!
外でバーベキューとかちょー久しぶり!超絶楽しみぃ~っ♪