第16章 来い
「様!こちらの方はどうでしょうか?」
「タイプじゃない‥あとマッチョは苦手!」
ヴァニタスと別れてから数ヶ月が経った
は姫の仕事をしながら王にする男を選んでいた
「こちらの方は?どうでしょうか?」
「無理ー!」
だがなかなかいい人が見つからない
「はぁ‥ヴァニタスがいい‥ヴァニタスよりいい男なんて‥‥」
はふとノエの顔が浮かんだ
(いや!ダメダメ!確かにノエくんもいい人だけど‥ヴァンピールが王なのは納得してもらえないだろうし‥)
はため息をついた
(ヴァニタスに会いたいな‥今何してるかな‥ノエくんも元気かな?会いたいな‥)