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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第14章 姫


「さっきの家来がそう言ってた」

「ヴァニタスも知らなかったんですか?」

ヴァニタスは頷いた

「姫‥‥だが姫がいるなら王がいるはずだろ?」

ヴァニタスとノエは顔を見合わせた

「ヴァニタス‥もしかして‥王はロイドとかいう可能性はありますか?」

「あるな」

「待て!!ヴァニタス‥家来は心に決めた人がいると言ってたぞ?」

「にか?」

ジャンヌは頷いた

「とりあえず‥さんの所に行きましょう!心配です‥」

「傷は浅いのか?」

「深いだろうな‥」

ヴァニタス達はの所に向かった

「!!大丈夫か?!」

「手当ては出来ましたか?!」
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