第14章 姫
「ジャンヌー!!」
「ヴァニタス!!」
ジャンヌは笑顔になった
「ジャンヌ!あとは任せろ!」
ヴァニタスは書を開いた
「は?」
「さんは刺されましたが家来の方が手当てしています」
「そうか‥‥」
ノエとジャンヌは少し離れた所からヴァニタスを見守った
(ヴァニタス‥‥)
ヴァニタスは治療が終わるとふらつきながら振り返った
「「ヴァニタス!!」」
「‥大丈夫だ‥ちょっと力を使いすぎただけだ」
ヴァニタスはそう言って笑った
「ヴァニタスは知ってたのか?」
「何をだ?」
「が姫の事」
「「姫?!」」
ノエとヴァニタスは声を合わせ驚いた