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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第11章 ふざけるな


「さんはどうしますか?」

「ロイド伯爵」

「何だい?」

「この城の中にあの時の博士はいますか?」

「いるよ」

(ヴァニタス‥大丈夫かな‥)

は赤い書を開いた

(ヴァニタスが死んじゃう‥そんな未来は嫌だ‥でも未来は‥)

ノエは赤い書の未来をみた

「未来は変えられます!!」

「え‥?」

「ヴァニタスが死んじゃう未来なんてそんなの俺は嫌です!!」

「私もやだ‥!!ノエくん!!ヴァニタスの所に行って」

は博士を探しに走ろうとした

するとノエに腕を掴まれた

「一緒に行きます」

「駄目だよ‥ノエくん‥未来は変えてみせる‥絶対に‥ヴァニタスは死なせない!!」
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