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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第11章 ふざけるな


「ロイド伯爵‥呪い持ちの世界なんて作るのやめませんか?」

「あ!そうだノエくん呪い持ちになるかい?君ヴァンピールだろ?」

「ふざけるな!!ロイド!!」

「確かに俺はヴァンピールです‥ですか呪い持ちなどなりたくない!!」

すると外から悲鳴が聞こえた

「なんだ?!」

「ロイド伯爵何をしたのですか!!」

「呪い持ちを放ったのさ」

「え‥」

外を見ると呪い持ちが暴れていた

「ざっと数えて20はいるな‥」

(あの数をヴァニタス一人で治療したら‥倒れてしまう‥)

ヴァニタスは外へ向かった

「待てヴァニタス!私も行く!!」

「ジャンヌ!!」

「なんだ」

「ヴァニタスをお願い‥無理だけはさせないで‥あとジャンヌも無理はしないで!!」

「わかった」

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