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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜
第10章 恩人
「博士あとは頼みます!」
「はいよ」
博士は嫌がるを無理やり椅子に座らせ固定した
博士はスイッチを押した
「あ‥あ‥うぁぁぁぁぁ!!」
の叫び声が部屋中に響きわたった
数分後博士はを解放した
「博士成功しましたか?」
「多分ね」
「‥怖かったね‥よく頑張ったね」
ロイドはを抱きしめ頭を撫でた
「さぁこの書を開いて?」
は書を開いた
「今からこの書は君の物だよ!おめでとう」
ロイドは微笑んだ
「に頼みがある」
「何ですか‥?」
「今から君はここを出て行ってもらう」
「え‥?」
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