第9章 ようこそ
「私には夢があるんだ‥その夢を実現するために邪魔な物はすべて排除する‥もちろんそれが人間だとしても‥」
「その夢とはなんだ?なぜ俺達を呼んだ‥あととお前はどういう関係だ?」
「知りたいか?」
「教えろ」
「わかったわかった‥教えるからそんな怖い顔をしないでくれ‥」
ロイドはまた微笑んだ
(この男の微笑んだ顔は不気味だな‥何を考えているのかわからない‥)
ロイドはヴァニタスの持っているヴァニタスの書を見た
(あれがヴァニタスの書か‥あれがある限り呪い持ちを作っても意味がない‥)
はヴァニタスの書を見ている事に気づいた
(ヴァニタスの書を狙ってる‥?)
「おい!何を見ている」
「あぁ‥すまない!今から話すよ」