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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第4章 好き


「‥私は役立たずって事か」

はそういうとどこかへ行ってしまった

「おい!どこへ行く!!勝手にどっかに行くな!!」

ヴァニタスはの手を掴んだ

(人の気持ちも知らないで‥)

だがはその手を振りほどいた

「ほっといてよ!!」

はそういうとどこかへ行ってしまった

ヴァニタスは追いかけようとしたがノエとジャンヌの声がした

「「ヴァニタス!!」」

(‥仕方ない先にこっちだ)

ヴァニタスは書を開いた

「彼らの真名を返してもらおうか!!」

「ヴァニタスは凄いですね‥」

「あぁ‥」

治療が終わるとヴァニタスはふらつきながら走った

「ヴァニタスどこへ!?」
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