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ヴァニタスの手記〜赤と緑の書〜

第5章 諦めたほうが


「ヴァニタスなんか‥もう知らない‥」

「おや?こんな所で何をしているんですか?」

「‥ロイド伯爵」

「ヴァニタスとは一緒ではないのですか?」

は後ずさった

「ヴァニタスの事殺さないといけないんですか?」

「何を今更‥ちゃんとやらないのならあなたを殺しますよ?次の目的地で待っていますよ?まぁあなたが生きていればですが‥」

「え?」

ロイドはそういうと消えた

「今のどういう‥」

するとは腕を掴まれた

「誰?!ヴァンピール?!」

「女!女!」

「ヴァンピールじゃない‥ロイド伯爵の手下かなにか?」

は剣を構えた

(私はそもそも‥そこまで剣は上手くない‥)
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