第4章 好き

「あの‥さん‥泣いてるんですか？」

「え‥？」

「涙が‥」

は気づくと泣いていた

「あ！ごめんノエくん！なんでもないから！気にしないで！」

は急いで涙を拭いた

するとヴァニタスが戻ってきた

「いいの？ヴァニタス‥あの人」

「呪い持ちが出たから駆けつけたそうだ！ジャンヌとはまた会えるから問題ない！」

するとジャンヌの声がした

「ヴァニタス！！」
　
「どうしたジャンヌ！！」

ジャンヌは手を振りその場を後にした

「可愛い‥人だね‥声も‥可愛い‥‥ヴァニタスは私の事好き？」

「嫌いではない‥」

「そっか‥」

は寂しそうにそう言った

（私はずっと‥キミの事が好きだよ‥初めてあったあの日から‥ずっと‥）