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(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)

第2章 プロローグ







前世で信号無視の車が私に突っ込んできて、急ブレーキを踏んだらしい音が聞こえると同時に、私の体は轢かれた瞬間衝撃を受けて吹っ飛んだ




痛みの感覚がなくて頭からは流血し、なにかを考える時間すらなく意識は遠のいていった………















?「おぎゃあ、おぎゃあ……っ」



不意に息苦しさから解放された感覚がして、途端に両目を開けた私は気づけば一面が真っ白な部屋で天井を見上げていた。元気に叫ぶ赤ちゃんの泣き声も聞こえる。




「(こ、ここは……どこ?)」




私は事故であっさり死んだはずだ。


混乱のあまり自由の効かない体を動かして考えていると、そんな私の都合を知らない誰かに体を持ち上げられた





?「(……は?!持ち上げられた?!!)」



?「あらら、椎奈ちゃん、こんなに泣いてどうしたの??」




横抱きされたうえに、笑顔で顔を覗き込むように聞いてくる謎の女性。しかし、その顔は見たことのあるものだった。


そう、テレビの画面越しで、何年もかけて見てきた某探偵アニメの登場キャラだ……見た目は子供、頭脳は大人的なアレだ……






「(マジか……この人がお母さん……)」
















私はどうやら、見た目は子供どころか赤ちゃんで生まれ変わり、工藤家の娘になってしまったようです
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