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(名探偵コナン】生まれ変わったら名探偵の姉でした(改)

第21章 波瀾万丈な1年間【〜原作0.5年前】



私は原作の流れや人物達の心境的に仕方がないとも思うし、逆転劇や臨場感や推理ものが好きで否定や嫌悪感もない。だけどここは作り物の世界じゃなくて現実で、だからこそ色々思う事もある。ただそれだけだ、彼らもそうなのだろう



萩原「色々ツッコみ所があるけどさ……コナンくんの周り事件ばっかりじゃん!都合が良すぎない?!正体がバレたら〜とか言って、色んな連中にバレたり隠す気ないじゃん!!」


松田「それにさすがにスケボーなんかで道路滑走は危険だろ?麻酔も使いまくりだし、盗聴も合わせりゃ犯罪だらけじゃねぇか。犯人の制圧も雑すぎる。あーいや、武装がそれしかなかったにせよ、アウトだろ?探偵がいないと事件も解決出来ねえ、なんて思われてたら恥ずかしいわ!」


伊達「そうだよなぁ。やっぱり毛利さん家の穣ちゃん、注意してもらって良かったよ。じゃねぇと俺らの不足で危険に巻き込みかねねぇ。新一も事件に対する考え方を変えたみてぇだし、このまま幼児化せずにいればいいが……」


諸伏「それはおそらく無理だろ。万全の体制でいて俺達が因縁の爆弾犯を取り逃したように、逃れられないものがある気がする。或いはもし変わったとして、その後同じように組織が動いて先手を打って防げる保証がない」


降谷「確かにな……。おまけにFBIの奴ら、隠密調査でこんなにも日本を荒らして何なんだ一体!違法作業にも限度があるし、国際規模の捜査において相手国に申請しないのは非常識だ!よくまぁバレてないと思って好き勝手しやがるな!赤井も身バレして失踪し、明美を助けられず、遺体を使って死亡偽装、挙句は志保ちゃんに嫌われやがって!ハッ、ざまぁみろ赤井秀一!」


風見「本音が漏れてます降谷さん!気持ちはわかります……分かりますが……くそっ!何でコナン君はFBIに全面的な味方のくせに、我々に対しては敵か挑戦的な態度が強いんだ?!」




彼らが頭を抱えて叫んだそれらの意見は、まさにファンとしても姉としても議論すでき点である。例え公安とFBIで立場が違ったとしても、母国を護ろうという誇りと威信は一緒の筈で、だからこそ黒の組織を壊滅させようとしている。なのに原作軸で対立してしまうのは、ひとえに江戸川コナンが解決していく前提のストーリーだったからだ


つまり原作通りのままで最良の結果を出すには、表面化せずに裏で協力関係を繋ぐしかない……
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