第10章 妻の初任務*
side.五条悟
「悟さん。ありがとう」
「お礼はホテルに着いたらしてくれる?」
「…うん…」
「ははっ。嘘だよ。任務を頑張ったご褒美」
まあエッチはするけどね。
似合ってるし、可愛いんだけど。
僕としてはもう少し高いものを強請って欲しかったよ。
「これで悟さんとずっと一緒なの」
ふにゃりと笑う顔に、つい絆されてしまう。
ああ。
可愛過ぎる。
「そうだね」
まあ、頭がお花畑のようだし。
いいか。
夕食を済ませてホテルに着く頃には、すっかり夜になっていた。
部屋に入って僕は名前の首に擦り寄る。
「名前ー。エッチしよ?」
「えっ?でもお風呂は?」
名前の胸を揉みながら、頬や首、肩にキスを落とす。
「あんッ♥んんッ♥」
「可愛い声。もっと聞かせて」
服の下から手を入れて、名前の乳首を“ピンッ♡ピンッ♡”と弾く。
「あんッ♥いやッ♥お風呂って…言ってるのにぃ♥」
「どうせ後でもう一回入ることになるんだからいいよ」
僕は名前を抱えてベッドに下ろした。