第7章 君は僕のもの*
side.名前
3回もイッちゃったから、足がプルプルする。
力が入らない。
ガクンと崩れ落ちそうになるところを、悟さんに抱き寄せられた。
「大丈夫?」
「ちょっと力が入らなくて…」
「これからは5回くらいイケるようにしてあげるからね♥」
悟さんにチュッとキスをされる。
ボッと顔が熱くなった。
そんなに沢山イッちゃたら、おかしくなっちゃうよ。
「さて。名前とイチャイチャしていたいけど夕飯の支度しないとね」
「私は?何かする?」
「名前ちゃんは立てないでしょ?」
「あっ…うん」
「ちょっと休んでていいよ」
悟さんは私のナカからズルリと熱いモノを引き抜く。
「やんッ♥」
厭らしい声が出てしまい、咄嗟に口を抑える。
「可愛い声出しちゃって♥お風呂でもう一回する?」
「今日は…もう…」
「ふふっ。じゃあ明日にしようね♥」
私の頭を撫でる悟さん。
それが心地よくて、少しウトウトしてきた。
「…うん…」
悟さんは私が目を閉じるのを見届けると、寝室を出て行く。