第19章 僕らの結婚記念日*
side.五条悟
セックスが終わって名前の腕の中で微睡む。
「ねえ?悟さん?」
「んー?」
「どれが夏の大三角形かな?」
名前は僕の頭を撫でながら天体観測をしている。
僕はそれより名前のおっぱいに埋もれて寝たいんだけど。
「ねえ?悟さん。聞いてる?」
「聞いてるけど。今は名前のおっぱい吸いたい」
「えっ?何で?」
やっと僕を見てくれた名前にキスをする。
「僕は1年に1回しか会えない話なんかに興味無いよ」
「それって織姫と彦星の話?」
「うん」
そんなの僕には耐えられないからね。
僕は君にしか興味ないよ。
仰向けに寝ていた名前の身体を。
横向きにして、チュウとおっぱいに吸いついた。
「んッ♥悟さん…」
「何?」
「そんなにおっぱい吸ってたいの?」
「うん。最近はこうしないと眠れないんだ」
「ふふっ。赤ちゃんみたい…」
何とでも言いなよ。
でも、僕は乳離れするつもりないからね。
それに君の柔らかい胸に包まれてると。
鼓動が聞こえて心地いいんだ。
満天の星空の下で、僕らは抱きしめ合って眠りについた。
この星の数くらい幸せな思い出を作ろうね。