• テキストサイズ

【呪術廻戦】僕の可愛い妻【五条悟】

第18章 可愛い妻の看病*


side.五条悟





朝、目覚めると。

妻の異変に気づく。



名前の寝相は、その日の気分によって変わるけど、

基本的に僕の上に乗るような形で寝ている。



でも今日の彼女は姿が見えないくらい下にいて、

布団をすっぽりと被り、小さく丸まっていた。



もうすぐ夏なのに、暑くないのかな?



不思議に思いながら、洞穴から出てくるように促す。





「名前ー。おはよう。朝だよー」

「…んんっ…やだ…寒い…」





おはようのチュウもせず、

掛け布団で僕をシャットアウトする名前。



えっ?

寒いってまさか風邪?





「名前。寒いの?」

「…んー…うん…頭痛い…」





多分。

それ風邪だよね。



僕は名前を布団で包み、

急いで医務室へ連れて行く。





「硝子ー。おはよう」

「おはよう…って、何それ?」

「ミノムシになった僕の妻。寒いらしいから診てあげてよ」

「あらら。風邪か?」

「僕のミノムシちゃん。ちょっとだけ出ておいで」





無理矢理、布団を剥いで、

名前を硝子に診せる。


僕は小さく丸まった名前を抱きかかえていた。


 
/ 326ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp