第15章 硝子さんの代理*
side.名前
悟さんに与えられる快感に溺れて、
もう形振り構っていられなくなる。
イキたい。
頭の中はその事でいっぱいだった。
“ずちゅんッ♡パンッ♡パンッ♡ずちゅんッ♡”
「んああッ♥イクッ♥イクッ♥ああッ♥」
「名前っ…そろそろっ…射精すよっ」
“ばちゅんッ♡パンッ♡パンッ♡ばちゅんッ♡”
「ああんッ♥来てぇッ♥射精してぇッ♥」
「はぁっ…イクッ…イクッ…射精るっ!」
悟さんの艶っぽい声が、私の頭をおかしくするの。
“どぷんッ♡びゅーッ♡びゅーッ♡どぷッ♡”
「んあああぁぁッ♥」
「はぁっ…あっ…はぁっ…うっ…」
温かい精液を子宮に注がれて、私も達する。
息を切らしながら、悟さんに啄むようなキスをした。
「はぁっ…名前っ…どうしたの?」
「はぁっ…悟さんっ…ヤキモチ妬いてたの?」
いつも優しい悟さんが、今日は凄く意地悪だった。
「だって…名前は可愛いから…心配だったんだもん…」
「不安にさせたのなら、ごめんね?」
私には悟さんしかいないのに。
そんなに不安に感じるの?