第13章 僕の誕生日(20歳)③*
side.名前
宿泊二日目の夜。
今日で悟さんのお誕生日も終わり。
彼の最後の願いは、私の胸の中で眠りにつく事だった。
「ねえ?悟さん」
「うん?」
「お誕生日プレゼント…なくてごめんね?」
彼の頭を撫でながら、しょんぼりとする。
「僕は最高の誕生日だったと思ってるよ」
「ほんとに?」
「うん。だって君を2日も独占で来たんだ。これ以上ないくらない幸せだよ」
へらりと笑う悟さんは、私のおっぱいに吸いついたり。
“クニ♡クニ♡”と弄っていた。
「僕の願いは、もっと名前に強欲になって欲しいかな」
「それってどうしたらなれるの?」
私は自分に自信がない。
「例えば、もっと僕を求めたり。物でもいいよ。君が望む事を叶えたいんだ」
「…そっか…」
「僕の楽しみは君を満足させる事だからね」
私はこんなに愛されていいのかな?
「何でも買ってあげるし。君の願いを全て叶えてあげたいんだよ」
「うん」
「その代わり、このおっぱいをで僕を癒してね?」
「うん」
悟さんにキスをされて、悟さんの愛をもっと信じようと思えた。
彼は子供のように、可愛い顔をして眠り落ちる。
もう少しだけ…
勇気をだして、我儘を言えるようになりたい。