第12章 僕の誕生日(20歳)②*
side.五条悟
頬に添えられた手に、自分の手を重ねた。
そして名前に啄ばむようなキスを沢山する。
「名前。好きだよ」
「私も…」
この“ぷるんッ♡”とした唇も。
突く度に揺れる豊満なおっぱいも。
僕を求める子宮も。
全てを僕のものにしたい。
「名前。愛してる」
「そんなに切ない声して…どうしたの?」
僕は君がいないと生きていけそうにない。
それくらい君に夢中なんだ。
だから僕から離れないで。
いなくならないで。
「何でもないよ。それより身体は大丈夫?」
「あ…そういえば…治ってる」
うん。
何回も甘イキしてたし。
もう大丈夫だよね。
「何だったんだろう?」
「初めて飲んだから、興奮しちゃったんじゃない?」
僕は悪い大人だから、純粋な君に騙すんだ。
明日はおっぱいでして欲しいな。
それで君が泣きながら僕を求めるまで、挿れてあげないんだ。
僕がいなければ、息もできないようになって欲しい。
なんて悪い考えまで思い浮かんでしまう。
本当は誕生日なんてどうでもいい。
僕の欲しいものはただ一つ。
君なんだよ。