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彼はあんがお好き【鬼滅の刃/不死川実弥】

第1章 ここは和菓子屋


「お兄さん、お待たせしました。おはぎ、包み終わりましたよ。」
安がニコニコしながら、大きな包みを持ってきた。
「あぁ、悪いな。」
男性客が包みを受け取る。
「あれ?お兄さん、おはぎ食べてないですよ。」
安がお盆の上を見て言う。
「、、、お前のおやつなんだろ。」
安が、自分のおやつだと言ったのを気にして、残してくれたようだ。
「お兄さん、優しいのね。ありがとうございます。」
「、、、あぁ。」
男性客は店を後にする。
「お兄さん、また買いに来てくださいね。」
安の元気な声が男性客の後ろからした。
男性客はそれに振り向かず、片手を上げて応えた。
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